二週間の短い一時帰国だったけれども、会いたかった各位に会うことができて満足だった。予定にはなかったけれどもぎりぎりで連絡を取って会えた人もいた。家族や親族はみんな忙しいながらも、各々のやりたいことを楽しく続けているようで何よりだった。

日本滞在で気づいたこと。

昔みたいに色々なものを無差別に買いたいという欲求がほとんどなくなっていたこと。5年前に日本にいた時は、秋葉原に行けば、気になるアニメや好きなキャラクターのグッズを見境なく買ってたし、パソコンやITガジェットも同じだった。今回、本当に欲しかったのは、壊れてから新しいものを買っていなかったお財布とユニクロの服くらい。日本は物が豊かだからいいなと思っていたけれども、そこにメリットをあまり感じなくなっていた。

楽しかったことは、人とのキャッチアップ。SNSで知り合った方、小中学校、高校時代の友人、東京での出張時代にお世話になった人々、現在の仕事でつながりのある人たち等、色々な方と会うことができた。共通の背景やコンテキストを持つ人たちと会って話すのってこんなに楽しかったっけ。

銭湯と温泉も欠かせない。一人で銭湯に通ったし、岩手の友人とは温泉にも行った。何も考えずに湯に浸かり、ぼんやりするのは至福の時間だった。頭をすっきりさせながら、これからのことについて想いを巡らせるのは生きている心地がした。

ニュージーランドにいるとき、自分はやはりよそ者なんだと感じる瞬間がある。ここに10年近く住んでいても、その感覚は変わらない。むしろ、こっちである程度の年月を過ごしたからこそ、より強くそう感じるのかもしれない。これまでは学業や仕事にフルコミットして経済的・社会的な安定を得るために必死だった。そうしたことが一段落し、周りを見渡す余裕が出てきた今だからこそ、社会から隔離されたような感覚、寂しさや虚しさを感じるのかもしれない。

そういった感情を抱えながら、これからもずっとこっちで生活していくのかどうか。この先の完全なプランはまだ見えないけれど、日本とニュージーランドを定期的に行き来する生活ができたらいいなと思いを新たにした。

とりあえずは、お金の問題を何とかしなくちゃ。