第6章: 資金繰りの眼

勘定合って銭足らずはなぜ起こる

  • もし売上…4ヶ月後入金ならば利益には形状されるがカネは間に合わない
    • 損益と現金収支の動きが時間的に一致しない - time delay
    • 企業の死活の直接の鍵を握るのは資金ぐり
  • 第三の財務諸表、資金運用表
    • 前記BSと当期BSの差をB/Sの眼でとらえたもの
  • B/Sの下半身はどのような動きをしたか
    • BSの下半身は固定資金を表す。固定資金は、競争力の基盤となり、多額の資金が長期間くぎづけになるために、経営の将来に重大な影響をもつ資金。
    • 固定資産への投資はカネが長期的に寝るからそのカネの出所は、返さなくてよい自分のカネの度合いが高いほど安全。
    • 固定資産の運用を見るには、固定資産増加分対自己資本増加分のバランスに着眼する。
  • B/Sの上半身はどんな動きをしたか
    • B/Sの上半身は運転資金を表す。
    • 運転資金は血液のように在庫→売掛→現金→在庫の順に営業活動のサイクルに従ってぐるぐるまわっている資金。
    • 運転資金の動きを見るには
      • 売上債権の増加+棚卸資産の増加ー買入債務の増加の動きに注目する
  • 会計の3つのフロー
    • 資金運用的な味方でB/Sを見ると。3つのフローがあることに気づく。
      • P/LからB/Sへ利益がエネルギー源として流入する。利益の流れ
      • B/Sはこの利益をエネルギー源として動く固定資金(企業の将来の競争力の基盤となる設備投資など)と運転資金(毎日の営業活動に必要な在庫や売上債権の維持)の2サイクルエンジン。この利益と固定資金の運用いかんによって支払い能力増減が決まる。支払い能力の流れ
      • 企業は毎日の営業活動に必要な運転資金を維持しなければいけない。運転資金の運用を差し引くと、手元の現金の増減が決まる。現金の流れ
    • 会計の目的はこの3つのフローを制御すること。